熟成庫の特徴
T&T TOYAMA 井波熟成庫とは
本熟成庫は富⼭県南砺市井波に所在する⽊造の熟成庫で、 最⼤5,000丁(樽)が貯蔵可能なラック式で、 断熱性・調節性に優れた熟成庫です。
熟成庫・樽について
1 優れた断熱性と調湿性
熟成庫にはCLT(直⾏集成材)を⽤いており、断熱性や調湿性に⾮常に優れているため、優れた熟成環境を確保しています。
2 地元の⽊材資源の活⽤
富⼭県産、特に南砺市産の杉、檜、唐松などの⽊材によるCLTは循環型資源 であり、森林資源を有効活⽤したサスティナブルな素材で、環境配慮型の熟成庫です。
3 焙煎バーボン樽の使⽤
富⼭県南砺市井波の『三四郎樽工房』の樽職⼈がバーボン樽の内側の炭化層を削り落とし、じっくり丁寧にトースティングを施した特別な焙煎バーボン 樽メインに使⽤しています。 ⼀気に炎をあげるチャーリングと違い、トースティングは絶妙な温度コントロールが必要となるので⾼い技術が必要となりますが、独特の⾹ばしい⾹りが得られます。
富⼭県南砺市井波の熟成環境
1 適度な気温と湿度
「T&T TOYAMA 井波熟成庫」の所在地である富⼭県南砺市井波は、⽥んぼに囲まれて⺠家が点在する散居村がある地域として有名な地域です。
⾃然が⾮常に豊かで空気がきれいで、⼭の麓で⽥んぼも多い為、⼀年を通して適度に湿度が保たれています。
そして気温も⽐較的安定しており、ウイスキーをゆっくりと育むためには最適な環境だと考えています。
2 伝統⼯芸が活きる樽づくり
南砺市井波は、⽊彫・⽊⼯の伝統⼯芸で有名な町で、その技術を活かしてウ イスキー樽の修繕や製造を⾏うことができる『三四郎樽⼯房』があります。地元の南砺市産のミズナラを⽤いた樽の製造も⾏っており、ウイスキーの熟成に⼤きな役割をもつ樽の製造・修繕技術と樽に適した⽊が⾃⽣することも、この地に熟成庫を構える理由です。